📚「科学的思考」のレッスン 学校で教えてくれないサイエンス
20250327
第Ⅰ部 科学的に考えるってどういうこと?
- 第1章 「理論」と「事実」はどう違うの?
- 理論か事実か、の二分法ではなく、少しでも良い仮説・理論を求めていくのが科学という営み。
- 第2章 「より良い仮説/理論」って何だろう?
- 理論や仮説と真理を見比べて、近いとか遠いとか判断することはできない。
- 良い理論かどうかは、比較の問題、程度の問題。
- 第3章 「説明する」ってどういうこと?
- 科学的な説明とは、「とにかくそうなっていることを受け入れないといけない」という「裸の事実」をなるべく減らしていこうという営み。
- 裸の事実に説明を加えることで、なくしていくことによって。
- 科学的な説明とは、「とにかくそうなっていることを受け入れないといけない」という「裸の事実」をなるべく減らしていこうという営み。
- 第4章 理論や仮説はどのようにして立てられるの?どのようにして確かめられるの?
- 非演繹的な推論では、前提が正しくても結論がいつも正しいとは限らない。
- 正しい前提から推論して、新たに付け加えるのが非演繹的な推論なので、付け加えた部分が間違える可能性がある。
- 見えるものをもとにして、まだ見えていないものを推論する。
- 演繹的な推論では、前提が正しければ必ず結論も正しい。
- 新しいことを付け加えるわけではないので、情報は増えない。
- 演繹では、ある前提のうちに含まれているが、直感的にすぐ気づけないような情報を明示化することができる。
- 非演繹的な推論と演繹的な推論を組み合わせることで、新しくて正しいことを知っていく。
- 非演繹的な推論が含まれるので、検証が必要。
- 仮説は、検証を経てもなお、仮説。100%真理にはならない。
- 非演繹的な推論では、前提が正しくても結論がいつも正しいとは限らない。
- 第5章 仮説を検証するためには、どういう実験・観察をしたらいいの?
- 仮説の確かさを調べるためには、仮説に当てはまる例(検証条件)と、仮説に当てはまらない例(反証条件)の両方を調べなければいけない。
- 科学は、反証に開かれている。疑似科学は、間違えることができない点で、科学とは考え難い。
- 第6章 なぜ実験はコントロールされていなければいけないの?
- 仮説の検証には、対照実験が必要。
- 一つだけ条件を変えて、他は一緒な対照実験に。でないと、効果の検証ができない。
- 単独のデータでは、どれだけ確率が高くても有効性を示したことにはならない。
- 仮説の検証には、対照実験が必要。
第Ⅱ部 デキル市民の科学リテラシーー被爆リスクから考える
- 第7章 科学者でない私がなぜ科学リテラシーを学ばなければならないの?
- 私たちの抱える問題の解決を科学・技術の専門家だけに任せてはいけないから。
- 科学じたいが人類の希少資源なため
- 科学で全人類を救える、わけではない。一部しか救えないとなったとき、何を救うのか?の判断は、科学の範疇を超えている。
- 科学と政治の領域が交わっているため
- 科学の発展にたいして、経済的・社会的に・倫理的考慮が入ってくる。
- 科学・技術じたいが問題になるため
- 新しい技術にはルールが追いつかず、倫理の空白地帯をもたらすから。
- 技術は本質的に不完全なまま社会に放たれるから。
- 完全な安全を確認してから、は原理的に不可能であるし、それでは技術も発展してこなかった。
- 科学じたいが人類の希少資源なため
- 科学だけでは解決できない問題を、科学者だけに任せておくべきではない。
- ジビリアン・コントロールできるくらいには、みんな科学リテラシーをもっていないと。
- 科学リテラシーとは、第Ⅰ部で学んだことたち。
- それを役立てる仕組みとして、役所が市民を参画させる仕組みなど出てきた。
- 大事なのは、科学リテラシーに立脚した上で、問いを立てること。
- 何を課題とするか?の、専門家と市民との違いは大きいから。
- 科学とは、答えることのできる問題だけを問うので、そこの範疇外の問題は無視してしまう。
- 専門家に任せててはずっと無視されてしまうので、専門家以外が議論の俎上にのせねば。
- 私たちの抱える問題の解決を科学・技術の専門家だけに任せてはいけないから。
- 第8章 「市民の科学リテラシー」って具体的にどういうこと?
- 例えば、専門的な言葉に対して、疑問をちゃんと言葉にして発することができるように整理できること。
- 書籍一冊のみではなく、何冊かのリソースをあたる。
- 比喩はわかりやすいが、誤解を生みやすい。
- 科学が不確実な事柄について何かを言うとき、必ず既存のデータを基にしてその外側の範囲でも同じ傾向とだろうという推定が含まれている。
- 自分のリスク認知にはバイアスがあると知っており、それの克服のためにも数値化されたリスクを参考にできる。
- 安全は「今」安全かどうか、安心は「今後も」安全が続くかどうかである、と捉えるならば、科学・技術に安心を要求することは合理的で、議論が可能。
- リスク論争は安全性やリスクが問題なのではなく、フレーミングの不一致、つまり何をリスクと見なすかが違っていることに起因しがち。
- 終章 「市民」って誰のこと?
- 市民とは、自分がシステムの一部、公的なものの一部であるから、自分たちが何かをやらないとシステムが機能しないということを知っている存在。
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- 抜粋 📚「科学的思考」のレッスン 学校で教えてくれないサイエンス の行